つくば市と秋葉原を結ぶつくばエクスプレス線開通のお陰で、都心への職住近接という意味ではまったく遜色のないエリアとして発展しています。ただ、利便性が高い街なのに住宅の資産価値が低いという意味で、サンプルとして使いやすいだけなのです。隅田川流域は、足立区に限らず、どこも同様の傾向を示します。さて、まず住民の所得から比較してみます。ここでは、08年の東洋経済新報社作成のデータを使います。納税義務者一人当たり課税対象所得額の平均は、港区が約1007万円、足立区が約338万円です。ただし、これは納税義務者なので、足立区は生活保護世帯が多いということを考慮に入れると、全体的に捉えると、この差はもっと大きいと推定されます。高額納税者数は、港区が2874人で足立区は447人です。これは、数では約6.4倍ですが、人口比で見ると、港区の人口が18万6861人で、足立区が62万4807人なので、率にすると港区が約1.54%で足立区が約0.7%です。つまり9倍の差になるのです。
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